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食堂のきっかけ

こんにちは。たかはま食堂の店主りえです。



改めて、食堂のきっかけを話します。



当時のわたしは、管理栄養士の限界を感じていました。旅行で出会った家族がきっかけで、食卓を囲む楽しさを思い出しました。世界中が愛に溢れる食卓になるように、食堂・料理教室をしています。



20代の頃、高齢者施設や病院で働いていました。「食事で健康になっていただきたい!」とやる気が溢れていました。

仕事への情熱は年々なくなりました。食事だけでは健康にならないと知りました。体調が良くなりません。意味がないのではないかと思い始めました。



その理由は、気持ちの問題です。食べもののアンケートをとったとき、「食べれへんのに意味がない」と言われました。食事が評判のところでは「あれが食べたい」「これが食べたい」と答えが返ってきました。



気持ちは健康に関係すると実感しました。



また、食べものは思い出とリンクします。



高齢者施設で、梅粥を出しました。提供直前に日の丸のお粥だと気づきました。戦争を連想させると良くないと思い、食事をする場所へ行くと「なんや、今日は戦争に勝った日か」と笑顔で食べる方がいました。



そのとき訪れたフィリピンで家族の食事に誘われました。大人数で食事をしました。

子供のころを思い出しました。親戚があつまって祖母の家で素麺を食べました。おいしくて、楽しくて、幸せでした。



「幸せな食卓をふやそう。年齢を重ねても覚えているなら、ずっと幸せじゃないか。」



そこから、たかはま食堂は始まりました。



大切な人と囲む食卓は幸せな時間です。あなたの食卓が幸せでありますように。



りえ

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