父親はいい男だった
- たかはま食堂
- 1月14日
- 読了時間: 1分
こんにちは。たかはま食堂の店主りえです。
父親はいい男でした。
学生のころに就職に悩んでいました。父親が「栄養学部に進学したいと言うたから行かせた。それで就職せんでもええぞ。」と言いました。腹が立ちました。栄養の分野で就職したかったです。当時、公務員を勧められていました。公務員にならないと反発していました。
ふと、思い出しました。栄養の分野で惹かれる就職先はありませんでした。本当は気づいていました。勉強したから活かさないといけないと思い込んでいました。執着していました。
損したくない、ここまでやったからやろうとしていました。
やりたいから、しました。それで充分だと言える父親はいい男でした。
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