食べることは心のサイン。「食べたい」には意味がある2
- たかはま食堂
- 3月16日
- 読了時間: 3分
こんにちは。たかはま食堂の店主りえです。
前の投稿で「今、何を食べたいか」で、 心の状態がわかると書きました。
今回は味の意味と活用法をお話しします。
目次
味覚と感情
味覚は6つ
6つの味覚と感情
六味の食べもの
食べもので満たす
味覚と感情
味覚は6つ
味覚は6つに分けられます。甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味です。それぞれに意味があります。味覚と感情はリンクします。感情を満たすために食べています。
例えば、甘いものが欲しいときは満たされたいときです。適度な量は満足を味わえます。食べすぎると、妄想や執着にかわります。「どうせ私のことバカと思ってるんでしょ!」「こうじゃなきゃいけない」となります。
6つの味覚と感情
味覚と意味、食べすぎた場合を説明します。バランスよく食べると満たされます。食べすぎると、いつもの自分と違う感情が湧いてきます。
例えば、塩味は自信がないときに食べたくなります。塩味を満たして、「自分を信じてやっていこう」とすすんでゆけます。食べすぎると、上から目線になります。
バランスが大切です。
【甘味】意味 満足 過多 妄想・執着
【酸味】意味 刺激 過多 怒り
【塩味】意味 自分に対する自信 過多 高圧的・上から目線
【辛味】意味 大胆・外交的 過多 キレる・暴力
【苦味】意味 内向的 過多 嫉妬・妬み
【渋味】意味 孤立 過多 不満足
六味の食べもの
食べものを六味に分類します。
甘味
穀類(米・小麦・大麦・ヒエ・あわ)芋類(じゃがいも・さつまいも・里芋)乳製品、熟した果物(バナナ・マンゴー・桃・ブドウ)甘味のある野菜(南瓜・人参)ナッツ(アーモンド・クルミ・ココナッツ・松の実)砂糖・蜂蜜・肉・魚・油
酸味
柑橘類(レモン・ライム・みかん・オレンジ)酸味の強い乳製品(チーズ・ヨーグルト)酢・梅干し・発酵食品(キムチ・漬けもの・ヨーグルト)トマト・未熟のフルーツ
塩味
海塩・岩塩・しょうゆ・みそ・海藻(わかめ・昆布)塩を使った料理
辛味
玉ねぎ・ねぎ・にんにく・しょうが・香辛料(唐辛子・ヒハツ・こしょう・オールスパイス)大根・辛子・わさび
苦味
緑色野菜(ピーマン・ゴーヤ・ほうれん草・小松菜・セロリ・パクチー)ウコン・コーヒー・青汁・山菜・たけのこ・明日葉
渋味
熟れていないバナナ・渋柿・ザクロ・豆(緑豆・ひよこ豆・レンズ豆)梨・りんご・ブロッコリー・カリフラワー・お茶(緑茶・紅茶)そば・ライ麦
食べもので満たす
食べものは、感情を満たします。心の状態で食べものを選べます。「これが食べたいのは、今こんな気分なんだな」とわかると安心します。
逆もあります。食べ過ぎると、感情に振り回されます。もっとその感情にリンクする食べものを食べます。悪循環が続きます。
「なんでこれを食べたいんだろう?」と聞いてみましょう。食べものは満たすために食べています。六味を意識すると、心も体もととのいます。
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