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【管理栄養士推薦】夏を快適に過ごす食べ方3選

みなさん、こんにちは。たかはま食堂店主りえです。

紫陽花が美しい季節ですね。だんだん暑い日もふえ始めました。

夏を快適に過ごすための食事のポイントが3つあります。



夏の食事のポイント3つ



夏の食事は



  1. 「甘い飲み物は控えて、麦茶や番茶、水などを飲む」

  2. 「単品食いはせず、おかずを追加する」

  3. 「夏野菜を積極的に食べる」



それぞれ詳しくお話してゆきます。




1「甘い飲み物は控えて、麦茶や番茶、水などを飲む」


ジュースは夏バテになりやすい


夏は口当たりの良いものが食べたくなります。甘いジュースやビールを飲むことも多いです。砂糖が多く含まれた飲み物や炭酸飲料は、小腹を満たし満腹になります。満腹になると食事が食べられません。


からだに必要な貯蓄のエネルギー源、グリコーゲンが少なくなり夏バテになります。砂糖やビールに含まれる糖類の摂取が多くなると、ビタミンやミネラルがもっと必要になります。満腹で食事が食べられないと、ビタミンやミネラルが不足して疲れやすくなります。結果、暑さに負けて夏バテになります。


必要なビタミンやミネラルの栄養素が摂れるように、甘い飲み物を控えて食事をとりましょう。


おすすめの飲み物


おすすめの飲み物は麦茶です。麦には体を冷やす作用があり、ミネラルも補給できる夏にぴったりの飲み物です。


昔から夏に飲まれていた先人の知恵ですね。



2「単品食いはせず、おかずを追加する」


口当たりの良い飲み物だけでなく、麺類やご飯の単品食いでも同じことです。麺類やご飯・パンの単品食いで糖類の摂取が多くなると、ビタミンやミネラルがもっと必要になります。単品食いが続くと、からだの中で効率よくエネルギー産生ができません。からだに必要な貯蓄のエネルギー源、グリコーゲンが少なくなり夏バテになります。疲れやすく、やる気が起きなくなります。


おかずを食べる


単品食いにおかずを追加しましょう。メイン料理の肉や魚、豆に卵のたんぱく質や副菜の野菜を食べます。どれを単品食いしても栄養は不足します。満遍なく食べましょう。


ご飯とおかずの割合は?


「どのくらいおかずを食べたらいいかわからない」「ご飯は食べない方がいい」と聞きます。


ごはんとおかずのメイン、野菜の割合は


ごはん:メイン:野菜=1:1:2


を意識して食べましょう。


実は、「ご飯とお味噌汁」「ご飯とおかず1品」でも充分です。具材がたっぷり入ったお味噌汁やおかず。


食欲をそそる香味野菜を活用する


食欲の落ちる夏は香味野菜を利用しましょう。そうめんに薬味をのせると、「つい食べてしまった」ことはありませんか?香味野菜は食欲増進効果があります。


生姜・シソ・茗荷・ワサビを活用しましょう。食中毒の原因となる細菌の増殖も防ぐので夏にぴったりの食材です。


3「夏野菜を積極的に食べる」


夏野菜がオススメな理由


夏になると蒸し暑くなり、たくさんの汗をかきます。汗をかいて体温調節をするので、他の季節よりも水分補給が必要です。夏の野菜は水分補給とビタミンやミネラルが補給できます。火を通して食べるより、生で食べた方が美味し野菜が出回ります。水分やビタミンやミネラルの必要な栄養素が、調理の過程で失われることなく摂ることができます。




夏野菜


夏野菜は


トマト・きゅうり・ウリ・冬瓜・なす・ピーマン・スイカ・メロン


などがあります。気になった野菜は、今からだに必要な食材です。積極的に食べてくださいね。


最後に


食事をととのえると、体も心も変わります。今年の夏は夏バテ知らずで過ごしましょう。

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